“トランプ関税”都合のいいように?……24%ではなく「10%」か 米シンクタンク「すぐに誤り修正を」【#みんなのギモン】

そこで今回の#みんなのギモンでは、「関税24% 間違いだった?」をテーマに解説します。
現地時間の7日、トランプ氏は大谷翔平選手やドジャースの選手らと面会しました。「満場一致でナショナル・リーグMVPに選ばれたショウヘイ・オオタニ」と、笑顔で大谷選手を紹介し、握手を交わす様子も見られました。
そのトランプ氏は日本時間7日夜、石破首相と約25分間の電話会談を行いました。
石破首相
「一方的な関税ではなく、投資の拡大を含め、日米双方の利益になる幅広い協力のあり方を追求すべきであると。このように申し上げました」
世界に衝撃を与える“トランプ関税”をめぐる交渉について石破首相は、今後、日米双方が担当閣僚を指名し協議を続けることで一致したと明かしました。事態の打開に向け、「最も適切な時期に訪米し、直接対談する」と強調しました。
ただ、トランプ氏は電話会談の直後に自らのSNSで「日本はアメリカの車を買わないが、我々は何百万台も日本車を受け入れている。農業やそのほかの多くのものも同様だ。全てを変える必要がある」と、不満を漏らしました。
日本経済の行方を左右する、トランプ政権との直接交渉。そのタフな交渉役には、石破首相の最側近である赤沢経済再生担当大臣が指名されました。
赤沢大臣
「両方にとっていいような結果をどうやって実現していくのか。そこに全てがかかっているということだと思います」
一方、アメリカ側の交渉役はベッセント財務長官。投資ファンド経営者で、トランプ氏の高関税政策を支持していることでも知られています。