アメリカのトランプ大統領が発表した相互関税をめぐって、イギリスメディアは、8日、関税による影響を受けると取り沙汰されている「iPhone」について、「買い替えを検討している人は早めに行動し、値上げを回避するのが得策だろう」などと報じました。

トランプ大統領が発表した相互関税をめぐっては、中国への高関税を受けて、多くが中国で生産されている「iPhone」の価格が高騰するのではないかと取り沙汰されています。

こうした中、イギリスのスカイニュースは、8日、専門家の話として、「関税がiPhoneの価格設定に大きな影響を与える可能性がある」とした上で、「買い替えを検討している人は早めに行動し、値上げを回避するのが得策だろう」などと報じました。その上で、具体的には早期に300ポンド（約5万6000円）の値上げが行われる可能性があるとしています。

スカイニュースはさらに、「関税が続く場合、アップル社は関税による余分な費用を負担するか、顧客に対して転嫁するかという厳しい選択を迫られる」と指摘しています。