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【密着】障がいがあっても出来る…“車いすモデル”挑戦の日々!一人旅で見えたものとは『every.特集』

2024年2月17日 18:00
【密着】障がいがあっても出来る…“車いすモデル”挑戦の日々!一人旅で見えたものとは『every.特集』

階段の上り方からトイレや入浴の仕方まで、車いすの生活を動画で発信している、葦原海(あしはらみゅう)さん(26)。その映像は衝撃的だ。

これまでよく知られていない車いすの日常生活の詳細を動画で見せている。
「障がい者の日常をもっと広く知ってもらいたい」という思いからだ。SNSのフォロワーは、のべ100万人を超えるほどの話題になっている。

海さんが交通事故で両足を失ったのは16歳の時。事故当時は意識がない状態で手術になり、両足を切断する判断は自分では決められず、意識が戻った時にはもう失われた状態だった。

思いがけず車いすの生活が始まったのだが、気持ちは常に前向きだった。「足を失ったことに落ち込んだことは1回もない。出来なくなったことは何?と聞かれるけどこうすればできるかもと勝手に思っちゃうタイプ」と海さんはどこまでも明るい。

出来ないことを悔やむより、どうすればやりたいことができるかを考えて動いていくー

その生き方が共感を呼んでいる。出版したエッセー本のサイン会にも多くの人が詰めかける人気ぶりだ。

今は介護を受けず一人暮らし。仕事の依頼で地方にも出かける。移動も一人だ。

今回の取材では、そんな海さんの一人旅に密着した。電車や飛行機では駅員などスタッフの助けを借りて一人で旅を続ける。今回の旅の主な目的は宿泊施設の検証だ。

海さんによると「試泊して利用した後の体験談をお話しする」という。宿の依頼を受け、バリアフリーのアドバイザーをする。障がい者の旅をもっと楽しく…そんな思いで活動している。

今回泊まった宿は、階段の昇降機などすでにバリアフリーに配慮してありトイレの手すりなどもきちんと設置されていた。さらなる改善点はないか、聞かせて欲しいとのことだった。さて海さんにはどう見えたのだろうか?

翌朝、海さんは車いすで生活するからこそ分かる、意外な盲点を指摘することになる。

※詳しくは動画をご覧ください。(2024年2月16日放送「news every.」より)

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