水族館の巨大な人気者…9か月ぶりに能登島へ ジンベエザメがやってくる!
気持ちよさそうに泳ぐペンギンに…食後で眠たそうなカワウソ。地震の影響で一時、県外の施設に避難していた生き物たちが、のとじま水族館に徐々に帰ってきています。
そして…
市川 栞 キャスター:
「こちらの迫力ある水族館のスター。この本物が、ようやくあす、この場所にやってきます」
14年前から展示が始まったジンベエザメですが、展示していた2頭が、元日の地震による水槽の水漏れやポンプの故障などで1月に死にました。この9か月の間、不在でしたが、11日、この水槽に新たなジンベエザメがやってくることになりました。9月、志賀町沖で捕獲したメスで、現在は、海上のいけすで順調に飼育されているということです。
のとじま水族館・高橋勲さん:
「ジンベエザメがやってきたということで、能登島を盛り上げるニュースの1つになればという風にわれわれも考えています」
まだ、メインのイルカやアシカなどは県外に避難したままで、いま見られるのはこれまでの8割ほど。来館者も、去年の3割ほどに落ち込んでいましたが、ジンベエザメの復活で水族館と、そして地元・能登島の活性化につながってほしいと話します。
のとじま水族館・高橋勲さん:
「地震があったのも自然災害なんですけども、やはり能登の海は、そういった豊かな自然があることでジンベエザメも回遊してくるということだと思いますので、みなさんご自身の目でご覧いただいて、大きさなり迫力を感じてもらえればと思います。われわれも本当に楽しみにしています」
ジンベエザメは11日の早朝に水槽に搬入され、公開されるということです。