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民主幹事会“菅氏の党員停止3か月”を承認

2013年7月26日 14:24
民主幹事会“菅氏の党員停止3か月”を承認

 参議院選挙で惨敗した民主党は26日、常任幹事会を開き、選挙の際に党が公認を取り消した候補を応援した菅元首相への処分問題を協議した。幹事会では菅氏に対し、党員資格停止3か月という処分を倫理委員会に諮ることを決めた。

 海江田代表「本日は、前回提案いたしました案について整理をさせて頂きましてあらためて提案を申し上げます」

 執行部は24日、菅氏の除籍処分を提案したが、反対意見が相次いだことから、26日の幹事会では、より軽い処分である党員資格停止3か月を提案した。これに対し、出席者からは「そもそも処分は必要ない」という意見が出る一方、「もっと重い処分をすべき」といった意見も出たが、結局、党員資格停止3か月が承認された。

 処分は今後、倫理委員会に諮った後、正式決定することになる。

 また、選挙大敗の責任を取り、辞任する細野幹事長の後任について、海江田代表は幹事会で、大畠代表代行を充てる方針を提示した。26日午後2時からの両院議員総会で承認を得たいとしている。

 海江田代表は、処分問題と後任人事について26日に一気に決着をつけたい考えだが、党内の一部には「海江田代表も辞任すべきだ」という声もある。