枝野氏新党結成、「希望」は過半数超擁立へ
民進党の枝野代表代行は、新党「立憲民主党」を結成すると表明した。希望の党に合流しない民進党の前衆議院議員らが参加する。
立憲民主党・枝野幸男氏「日本の国民の生活の安心、立憲主義、民主主義、自由な社会、それをしっかりと守っていくために、『立憲民主党』を結成することを決意しました」
また枝野氏は、安全保障関連法の廃止や1日も早い原発ゼロの実現などを主な政策として掲げた。
新党には赤松元衆議院副議長や長妻元厚生労働相が参加するほか、菅元首相も参加を表明した。
菅元首相「元々の民進党の仲間と共にやっていくには、新たな政党をつくって戦うしか、ある意味、道がないわけであります」
一方で、野田前首相や岡田元代表、安住元財務相、江田前代表代行は2日、無所属での出馬を表明した。
複数の民進党前議員によると、前原代表は「無所属で出れば希望の党から対抗馬を立てないので、新党には加わらないでほしい」などと説得してきたという。
一方、希望の党の小池代表は、衆議院選挙で過半数の233人以上の候補者を擁立したいという考えを明らかにした。
希望の党・小池代表「比例も含めて233、過半数に届く、選択肢としての候補者を擁立したい。このように努力中です」
その上で小池代表は、「チャレンジャーなので、政権獲得を目指す」と語った。