ニュースのポイントをコンパクトにまとめた「深層ＮＥＷＳ　ここにフォーカス」。２５日は「小池氏が取るべき次の一手」について希望の党・小池代表を日本新党時代からよく知る人物、元首相秘書官・成田憲彦氏に聞く。

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　自民党に対抗するグループの固まりの方向に希望（の党）をシフトさせていく。本当に最初にうたった『寛容な保守』の方向に、中道とリベラルとも接続可能な、そういう方向に党を誘導していくことが大きな目で見た小池さんの復活につながる動きだと思う。これでさらに安倍（首相）さんの憲法改正のお手伝いをするようだと小池さんの将来の芽はないですよ。

　彼女は逆境を上手く使ってきた。そこはうまいんだけども、これだけの失敗・ダメージは初めてだから、私も正直、小池さんがこういうところからどういうふうに立ち直ってくるのかよく見えない、まだ。だけども本当に小池さんの大きさが試されるのはこれからだから、これで小池さんは終わりじゃなくて、これからの頑張りですよ。

　そのためには、「大きな目」で見る。今度の有権者の選択・国民の選択は何だったのか。なぜ（立憲民主党の）枝野さんがあれだけ支持を受けたのか。これは小池さんの大いに学ぶべき点ですよ。その中から彼女の新しい戦略を彼女自身で編み出して来ないとダメですね。

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※ＢＳ日テレ「深層ＮＥＷＳ」１０月２４日放送分より。