改造後、初めての臨時国会 24日召集へ
内閣改造後、初めての与野党論戦の場となる臨時国会が、24日に召集されることが決まった。
菅官房長官は、17日午後、国会に対して臨時国会を24日に召集する方針を伝えた。臨時国会で、政府・与党は相次いだ災害の復旧費用を盛り込んだ補正予算案の成立や、外国人労働者の受け入れを拡大する入国管理法改正案などの成立を急ぐ方針。
また、自民党は、安倍首相が意欲を示す憲法改正に向けた議論も、前に進めたい考え。安倍首相が「全員野球内閣」と名付けた改造内閣にとって初めての論戦となるが、野党側は対決姿勢を強めている。
立憲民主党・辻元国対委員長「右にしか打てない打者しかそろえていない安倍政権の全員野球は、公平公正な政治ができるのかということに疑問がありますので、そこはしっかり、問いただしていきたいなと思っています」
臨時国会の会期は、12月上旬までになる見通し。