杉田水脈議員「誤解を招き心苦しく思う」
「LGBTのカップルは生産性がない」と主張して批判を受けた自民党の杉田水脈衆議院議員が、主張が問題となって以来初めてカメラの前で取材に応じ、「誤解を招き心苦しく思っている」などと釈明し、謝罪した。
自民党の杉田議員は今年7月、月刊誌への寄稿でLGBTの人々は「子供を作らない、つまり生産性がない」などと主張して批判を受け、その後、月刊誌が休刊するなど波紋が広がっていた。
杉田議員「私の雑誌の寄稿文について、さまざま誤解や論争を招いたことについて非常に心苦しく思っています」「(Q撤回と受け止めていいか?)いえ、生産性という言葉については、本当に不適切であったと感じております」
杉田議員は発言を撤回するかどうかについては明言を避けつつも、「言葉が不適切だった」と謝罪した。その上で、「人権を否定する思いもなく差別することも全くない」と述べ、議員辞職などの考えがないことを明らかにした。