国会では31日から衆議院予算委員会で石破首相が出席する本格的な論戦が始まりました。どんな議論が行われているのでしょうか。中継です。

早ければ来週末にも行われる見通しの日米首脳会談が取り上げられていて、石破首相はトランプ大統領との関係構築に意欲を示しました。

自民党・中曽根康隆議員「石破総理がトランプ大統領とどのような関係を築くかにも注目が集まっております」

石破首相「領土についても、尖閣が日米安全保障条約の対象であるということを、きちんと確認をするのは大事なことです。そしてまた拉致問題についても、アメリカの理解であり協力であり求めることは必要なこと」

石破首相はまた、トランプ大統領とは「日本として何ができるかを示した上でアメリカの理解・協力を求める姿勢で臨む」と強調しました。

さらにアメリカからの液化天然ガス（＝LNG）の輸入拡大などを念頭に「日本への安定的なエネルギー供給に対して要請すべきものがある」と述べました。

午後からは野党議員が質問に立ちます。立憲民主党は政府の予算案は「無駄が多すぎる」として修正を要求する考えです。

少数与党の中、予算案の成立には野党の賛成が不可欠で「予算案の修正含み」という異例の国会審議が幕を開けました。