石破首相、一連のフジテレビ問題に国会で言及
国会で27日、石破首相が、一連のフジテレビの問題に言及しました。
国会で行われた石破首相の施政方針演説に対する代表質問で、立憲民主党の亀井議員が一連のフジテレビの問題について質問しました。
亀井議員は「この問題は女性の人権問題であり企業統治の問題だ」「資料提出など放送法に基づく一定の措置を取り得るのでは」とただしました。これに対して、石破首相は「総務省からフジテレビに対して第三者委員会において早期に調査を進め結果を踏まえた適切な対応を行うよう要請している」と述べました。
亀井議員はまた「放送業界全体として、こうした人権問題が起きてこなかったのか。問題があれば総務省を通じて改善させる必要がある」と指摘しました。
石破首相は、この点について「人権に関わる問題の把握については、民放連で共通の課題が見つかれば委員会の設置などを検討することが確認された。この取り組みを注視したい」と答えました。
最終更新日:2025年1月27日 16:25