茂木外相は新型コロナの感染拡大が続くベトナムに対し、日本国内で製造したアストラゼネカのワクチンおよそ１００万回分を無償で提供すると発表しました。

茂木外相「ベトナムに我が国で製造したアストラゼネカ製ワクチン約１００万回分を無償で提供することとし、あす１６日、日本から出荷し同日ベトナムに到着する予定です」

ベトナムでは変異株の感染が拡大する一方で、ワクチンの接種率がわずか１％程度にとどまりワクチン確保が緊急の課題になっていました。ワクチンの無償提供は先日の台湾に続いて２例目です。

また、茂木外相は来月からは東南アジアのインドネシア、タイ、フィリピン、マレーシアにもワクチンを提供する方向で調整を進めていることを明らかにしました。