石破首相はマレーシアとインドネシアを訪問するため、羽田空港を出発しました。首相就任以来、個別に外国を訪問するのは初めてです。

石破首相
「不確実性を増す国際社会の中にあって東南アジアとの関係は、今まで以上に大事にしていきたいと思っております。我が日本国として最も近い距離的にもASEANとの関係、これをさらに強化・前進させてまいりたいというふうに考えている次第です」

石破首相は首相に就任して以降、国際会議に出席するためラオスやブラジルなどを訪問していましたが個別に外国を訪問するのは初めてです。

その訪問先には今年のASEAN＝東南アジア諸国連合の議長国であるマレーシアと、ASEAN最大の人口を抱えるインドネシアを選びました。

石破首相は、首脳会談で地域の安全保障やエネルギー問題などを話し合う考えを示しました。

強引な進出も目立つ中国を念頭に両国と関係を深め、東南アジアを重視する姿勢を示す狙いがあります。