自民党県連は、今月17日に「県連政経セミナー」として長崎市内のホテルで政治資金パーティーを計画していました。

新型コロナウイルスの影響もあり7年ぶりの開催で党本部の森山裕総務会長の講演などを予定していましたが来年3月10日に延期することを決めたということです。

関係者によりますとパーティー券は1枚1万円で販売され、2000万円以上の売り上げが見込まれていたということです。

自民党・安倍派のパーティー券問題を巡っては県連会長の谷川 弥一衆議院議員側も過去5年間で収支報告書に記載のない総額4000万円を超えるキックバックをうけたとみられることがわかっています。

延期について県連の前田幹事長は「適正に対処しているが、政治へ の不信、特に自民党への厳しい声を踏まえ慎重に勘案して決定した。今後も健全な県連運 営を行っていく」としています。