「水産王国・愛媛」の持続的な発展へ 県議らが新たな条例案まとめる 環境面にも配慮
「水産王国・愛媛」の持続的な発展を目指して、県議会議員らが新たな条例案を取りまとめました。
県議会議員の有志でつくるプロジェクトチームが今回取りまとめたのは、水産振興に関する条例案です。
気候変動による漁場環境の変化や担い手不足などの課題に関係機関が一体となって取り組み、水産業の持続的な発展を目指すとしています。
具体的には、海藻や植物プランクトンの養分になる「栄養塩類」など豊かな海の環境づくりや、プラスチックをはじめとする海洋ごみの削減といった基本的な理念や指針を盛り込んでいます。
水産業の振興条例はすでに全国5つの道と県で施行されていますが、関係者によりますと、海洋ごみなど環境面に配慮した内容は珍しいということです。
プロジェクトチームでは、9月定例県議会での条例案成立を目指しています。