天皇陛下とグテーレス国連事務総長が面会 広島訪問で感謝述べられる
天皇陛下は8日、皇居の御所で、来日中のグテーレス国連事務総長と面会されました。
国連のグテーレス事務総長は6日、広島でおこなわれた平和記念式典に初めて出席し、日本を発つ前に8日、御所を訪問しました。
陛下は冒頭のあいさつで「今回、広島を訪問されたことに感謝します」と述べられ、事務総長は、広島で青少年と対話したことに触れ、「彼らの平和に対する気持ちやグローバルな視点に印象づけられました」と感想を述べたということです。
水問題をライフワークとしている陛下は、国連の「水と衛生に関する諮問委員会」の名誉総裁をかつて8年間務められていて、事務総長からは「重要な貢献への感謝」が伝えられました。
また、陛下は国連が取り組んでいる様々な問題について、「困難な状況が克服され、世界の平和と繁栄が実現することを願います」と話されていたということです。