兵庫・西宮神社「福男選び」一番福は高校2年生「能登地震募金活動などできたら」
商売繁盛の神様「えべっさん」の総本社、兵庫県の西宮神社で10日朝、参拝一番乗りを競う恒例の「福男選び」が行われました。
午前6時、太鼓の音を合図に西宮神社の門が開くと、くじで選ばれた108人を皮切りに、およそ5000人が230メートル離れた本殿に一番乗りを目指し、石畳の参道を駆け抜けました。
開門神事・福男選びは、商売繁盛を願う「十日えびす」の恒例行事で、本殿に先に到着した3人がその年の「福男」となります。
一番福を射止めたのは、初挑戦の兵庫県宝塚市の高校2年生、大岸史弥さんで、陸上部に所属しています。
一番福・大岸史弥さん(17)「能登地震で被害に遭った方々に、募金活動をできたらなと思います」
福男に選ばれた3人は、この後、鏡開きを行い、一年の幸福を祈りました。
最終更新日:2025年1月10日 11:54