×

【速報】西宮神社“開門神事福男選び” 一番福は“初参加”陸上部の高校2年生「勉強と両立したい」 約5000人が230メートルの石畳を疾走

2025年1月10日 6:00
【速報】西宮神社“開門神事福男選び” 一番福は“初参加”陸上部の高校2年生「勉強と両立したい」 約5000人が230メートルの石畳を疾走

 商売繁盛の神様を祀る兵庫県の西宮神社で、10日午前6時から参拝一番乗りを競う恒例の「開門神事福男選び」が行われました。

 午前6時、太鼓の音を合図に表大門が開かれ、門前で待ち構えた約5000人が230メートルの石畳の参道を駆け抜け、参拝場所となる本殿へと向かいました。

 今年の一番福は兵庫県宝塚市に住む、県立宝塚高校2年生の大岸史弥さん(17)で、陸上部に所属し、競技は「やり投げ」だということです。大岸さんは「もともと長距離の方が得意で、正直(一番福に)なれると思わなかった。一番福をとれてうれしい」と話し、「今年は受験と陸上部の最後の大会が控えているので、両立して頑張りたい」と抱負を述べました。

 二番福は龍谷大学3年生の小松勇輝クワァべナさん(21)、三番福は同志社大学の4年で硬式野球部に所属する矢吹彰大さん(22)でした。3人はいずれも、福男選びには初参加だったということです。

 西宮神社は商売繁盛の神様「えべっさん」として親しまれ、「福男選び」は、本殿に先に参拝した3人が「福男」に認定され、それぞれ「一番福」「二番福」「三番福」を授かる、「十日えびす」の恒例行事です。

 阪神・淡路大震災からまもなく30年になるのを前に、開門神事の裏方のスタッフには、能登半島地震や東日本大震災の被災地からも参加したということです。

最終更新日:2025年1月10日 11:11
読売テレビのニュース