老朽化の首都高「高速大師橋」架け替え工事、約300メートルの新設橋桁を公開
老朽化した首都高速道路の橋の架け替え工事が行われるのを前に、新設されたおよそ300メートルの巨大な橋桁が公開されました。
都と県の境の多摩川にかかる首都高速1号線の「高速大師橋」は、開通から50年以上が経過して、老朽化が進んでいるうえ、1日に8万台もの交通量があるため、疲労亀裂が1200以上発生しています。
記者「私が立っているのが新しく完成した橋桁です。この橋を33メートル、現在の場所へと移動させます」
この工事に伴い、今月27日の午前5時から来月10日の午前5時まで一部区間で通行止めにして、現在使っている橋を切断し、事前に完成させた新たな橋をスライドさせる工法で架け替えが行われます。
首都高は工事中、周辺で混雑が予想されるとして、公共交通機関や迂回ルートの利用などを呼びかけています。