首都高速道路は、老朽化による橋の架け替え工事のため、ことし5月27日からおよそ2週間にわたり高速1号羽田線を終日通行止めにすると発表しました。

首都高速1号線の多摩川にかかる「高速大師橋」は開通から50年以上が経過しているうえ交通量は1日8万台と多いため、疲労による亀裂が1200以上見つかっています。

首都高は、この橋の架け替え工事を行うため、ことし5月27日から6月10日までのおよそ2週間、高速1号羽田線を終日通行止めにすると発表しました。

通行止めとなるのは、高速神奈川1号横羽線大師出入口～高速1号羽田線平和島出入口（上下）と高速1号羽田線昭和島JCT～高速湾岸線 東海JCT（上下）の区間です。通行止め期間中、一部区間で混雑が予想されています。

例えば、神奈川県の生麦JCTから大師出口までの区間は、通常の所要時間は最大30分ですが、通行止め期間中は最大150分かかるとしています。

首都高は、車の利用をひかえ公共交通機関を使うことや迂回ルートの利用などを呼びかけています。