関東甲信 広い範囲で積雪恐れ 空の便や新幹線は一部欠航や運転見合わせ 首都高は予防的に通行止めの可能性も
10日、関東甲信地方の広い範囲で積雪の恐れがあることから、空の便や新幹線ではすでに一部の欠航や運転見合わせを決めています。
首都高速道路も予防的通行止めの可能性を発表するなど交通機関に影響が出ています。
日本航空は10日、羽田空港と青森、秋田、広島、大阪、熊本などを結ぶ32便の欠航を発表しました。およそ3620人に影響が出るということです。
一方、全日空は、羽田空港と八丈島、岡山、広島を結ぶ12便の欠航を発表し、およそ1330人に影響がでるということです。
またJR東日本によりますと、山形新幹線は10日午後5時すぎに出発する列車を最後にそれ以降、福島駅から新庄駅間で運転を取りやめるということです。
首都圏の在来線は現在のところ影響はない見込みですが、雪の降り方によっては電車の遅れや運休が発生する可能性があるとして最新の運転状況を確認するよう呼びかけています。
一方、首都高速道路は立ち往生を未然に防ぐため予防的に通行止めを行う可能性があると発表しました。
11号台場線の芝浦JCTから有明JCT区間、中央環状線の大井JCTから熊野町JCT区間などで予防的通行止めを行う可能性があるということです。
また、通行止めをしていない場合でも入り口を閉鎖することがあるとしています。
高速道路各社は最新の交通情報や気象情報を確認し不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。