パリ五輪 選手ら帰国も…余韻冷めず SNS「次のロス五輪まで五輪ロス」
オリンピック日本代表の選手たちが帰国しました。国やライバルという関係を超えて選手同士がたたえ合う姿など、すてきなシーンがたくさんあっただけに、“オリンピックロス”を感じる人もいるようです。
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パリオリンピックの熱戦が幕を閉じた中、街で聞かれたのは…
高校生(17)(東京・渋谷 13日午後)
「寂しい気持ちあります。バスケットボール見ました。決勝戦とかすごい熱狂ぶりだった。たくさん試合見たい気持ちがあったから、残念」
オリンピック閉幕を惜しむ声。SNSでは“五輪ロス”というハッシュタグもできていました。
SNSの投稿
「寝る前に今日の競技は…そうか終わったのか」
「もうオリンピックは放送していない…熱狂が夢みたいです」
「次のロス五輪まで五輪ロスだな」
中には実感する人もいるという、オリンピックロス。13日夜、『news zero』は東京・渋谷区のスポーツバー「Fields」へ。
記者(東京・渋谷 13日午後7時ごろ)
「渋谷のスポーツバーなんですが、店内にはお客さん一組しかいないですね」
オリンピック期間中は満席になることもあったといいますが…
──今日の予約は?
スポーツバー 店長
「一組だけ…。2名様だけ」
──五輪期間中、一組ってあった?
スポーツバー 店長
「それはない! なんか切ない感じですね」
オリンピックが終わったとたん客足も遠のき、スポーツバーの店長は、別の意味でのオリンピックロスを感じていました。
スポーツバー 店長
「いままでのオリンピックの(客の)流れからみると、ほんとにジェットコースターのように、ごわーーっと(客がいなく)なった。オリンピックロス出てます」
ただ、スポーツファンの客からは…
スポーツファン
「全然ロスないです。むしろ(選手の)みなさんに、本気でありがとうと。生きるエネルギーをいただいた。自分も頑張ろうっていう気になった」
多くの人々に感動を与えてくれたパリオリンピック。帰国した選手を出迎えた人からは、早くも4年後を期待する声が。
パリ五輪 観戦した人(羽田空港 13日夕方)
「今回メダルが多かったので感動しました。次のオリンピックも頑張ってもらいたい」
(8月13日放送『news zero』より)