大雨で県道崩落…約550人が孤立状態 出雲市
梅雨前線の活動が活発となり、9日から大気の状態が不安定となっている山陰地方。この影響で、島根県出雲市では県道が崩落し、およそ550人が孤立状態となっています。
9日から大気の状態が不安定となっている山陰地方。
なかでも島根県出雲市は、10日午前10時半までの24時間降水量は211.5ミリと、7月の観測史上、最も多く雨が降りました。
大きく穴が開いたように陥没した道路。
いまにも落ちそうなタクシーが、置き去りとなっていました。
道路の崩落が確認されたのは、出雲大社から日御碕地区へ続く県道です。
先ほどタクシーの撤去作業が始まりましたが、通行止めの解除の見通しはたっていないということです。
出雲市によりますと、この崩落で、この先にある日御碕地区の235世帯、およそ550人が孤立状態となっています。
う回路はあるといいますが、山道で車が通れるかどうかは確認できていないということです。
出雲市は、早ければ10日中にも支援物資を支給する予定だということです。