茨城県、露地物ホウレンソウの出荷を停止
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茨城県北部で収穫された露地物のホウレンソウから食品衛生法の基準値を超える放射能が検出されたのを受け、茨城県は県内の露地物のホウレンソウを出荷停止にした。一方、厚労省は、直ちに人体に影響はないと説明している。
ホウレンソウは茨城県北部で収穫された露地物の6検体で、放射性ヨウ素が多いもので1万5020ベクレルと、基準値の2000ベクレルを超えた。これを受け、茨城県は県内の露地物のホウレンソウを出荷停止にした。
また、厚労省によると、基準値を超える放射能が検出された乳製品のもとになる原乳は、3検体とも福島第一原発から30キロ強離れた場所で採取されたもの。放射性ヨウ素が多いもので1510ベクレルと、いずれも基準値の300を超えた。
厚労省は、基準を超えたものの、直ちに健康に影響を及ぼす放射能量ではないと説明、冷静な対応を呼びかけた。