×

海上のガレキの上に犬が…海上保安庁が救出

2011年4月1日 23:06
海上のガレキの上に犬が…海上保安庁が救出

 東日本大震災の発生から3週間がたった1日、宮城県で行われた行方不明者の集中捜索中に、海上のガレキの上で犬が発見され、救助された。

 1日午後2時過ぎ、宮城・気仙沼市の沖合で、津波に流された民家の屋根の上に中型犬1匹がいるのが発見された。人もいる可能性があるということで、海上保安庁の特殊救難隊員が民家を捜索したが、海に沈んだ家の中での捜索は難航。海上保安庁によると、1日午後5時過ぎ、巡視船で犬を保護したという。

 安否不明者の集中捜索はあと2日、続けられる。