高層ビル火災を想定した救助訓練 東京
東京・荒川区で6日、高層ビル火災を想定した大規模な救助訓練が行われた。
訓練には、東京消防庁のはしご車やポンプ車など7台の消防車両と消防隊員や地域の消防団員ら計約100人が参加した。高層ビルの3階の店で火事が起きて逃げ遅れがいるという想定で行われ、3階部分にはしごを伸ばして人を助け出したり、隊員が人を背負ったまま建物の壁をロープでつたって下りたりする訓練が行われた。
訓練の最後には、荒川区出身の女子プロレスラーでタレント・ジャガー横田さんと息子・大維志くんが一日消防署長として号令をかけ、一斉放水も行われた。
東京消防庁は、暖房器具の使用による火事が増える時期を前に、9日からを火災予防運動週間として、火事撲滅を呼びかける方針。