G7首脳に「目に焼き付けて」 原爆資料館…91歳“被爆者”が初めて訪問
カナダ在住の被爆者・サーロー節子さん(91)が、広島で開催される「G7サミット」を前に里帰りしました。78年前に広島で被爆したサーローさんは、これまで様々な場所で核兵器廃絶を訴え続けてきました。
被爆地で初めて開催されるサミットにあわせ、岸田総理は各国の首脳を原爆資料館に案内する予定です。
サーローさんも14日、二男のアンドリューさん(61)と、初めて資料館を訪れました。涙をぬぐいながら見学した後、「深呼吸しなきゃいけないほど(つらい)」と漏らしました。「(首脳たちに展示を見て)人間が苦しんで亡くなったことを実感してもらいたい。あれを目に焼き付けて持って帰ってほしい」と話しています。
※詳しくは動画をご覧ください(5月16日放送『news zero』より)