福岡市で「禁酒令」飲酒絡みの不祥事相次ぎ

飲酒絡みの不祥事が相次いでいる福岡市は21日、職員に自宅以外での飲酒を禁止する「禁酒令」を出した。
福岡市役所では21日朝、臨時幹部会が行われ、高島宗一郎市長が幹部職員に危機感を持つよう訴えた。
福岡市では2月と4月に消防職員と小学校教頭の飲酒運転が発覚、17日に贈収賄事件で職員が逮捕され、18日夜には飲酒絡みの暴行の疑いなどで職員2人が逮捕されるなど不祥事が続いている。
禁酒令は21日から1か月間で、公私を問わず自宅以外での飲酒を原則禁止としている。高島市長は「根本の解決策にならないことはわかっていますが、意識を改革していくためにはショック療法も必要」「批判はあるだろうが、手を打たない方が責任放棄」と述べている。