今月27日に沖縄県の陸上自衛隊・与那国駐屯地で陸自の輸送機オスプレイが離陸時に翼の一部が地面と接触して損傷した事故について、中谷防衛大臣は自衛隊における「航空事故」と判断したことを明らかにしました。

この事故は今月27日、日米合同演習に参加中の陸自のオスプレイが与那国駐屯地を離陸しようとするときに機体が左右にゆれ、左翼の下部が地面と接触して機体の一部が損傷したものです。

これによる人的被害や駐屯地の外への影響はありませんでした。

中谷大臣はこの事故について、自衛隊における「航空事故」に該当すると判断したことを明らかにしました。

今後、事故調査委員会を設置して事故原因の究明を行うとともに、陸自のオスプレイについては飛行の安全性が確保されるまで任務飛行を除く全ての飛行を見合わせるということです。