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胆管がん 東京、静岡、石川でも発症確認

2012年7月10日 12:58
胆管がん 東京、静岡、石川でも発症確認

 印刷所の従業員が胆管がんを発症した問題で、これまで大阪市と宮城県の会社の印刷所で胆管がんの発症が確認されていたが、厚労省の調査で新たに、東京都、静岡県、石川県の印刷所で胆管がんの発症が確認された。

 この問題では、大阪市と宮城県の印刷所で働いていた従業員が胆管がんを発症していたことがわかっている。この問題を受けて、厚労省が全国561の印刷所を調査したところ、大阪市と宮城県だけでなく、東京都、静岡県、石川県の印刷所でもそれぞれ1人ずつ発症したことがわかり、全国で計17人が発症し、そのうち8人が死亡したことが確認された。

 大阪市の会社では、地下1階の作業所に窓がなく、厚労省は、換気が十分でなかった可能性を指摘している。さらに、印刷機を洗うために揮発性が高く、がんを引き起こすおそれがある化学物質「ジクロロプロパン」を使っていて、再現実験をしたところ、作業中には、最大で許容限度の20倍の量を吸い込んだという。

 厚労省は、胆管がんに関する相談窓口を設置することとした。東日本(13日~)は0120-860-915、西日本(12日~)は0120-616-700。時間は月~金曜日の午前9時半~午後4時(午後0~1時を除く)。