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常磐線の相馬~新地、運行再開目標は17年

2012年9月27日 21:10
常磐線の相馬~新地、運行再開目標は17年

 去年、発生した東日本大震災の影響で現在も運行見合わせが続いているJR常磐線の相馬駅(福島・相馬市)~新地駅(福島・新地町)について、「JR東日本」は27日、14年春を目標に、復旧工事に着手する考えを示した。17年の運行再開を目指すという。

 JR常磐線は、震災による津波で線路が流された相馬駅と亘理駅(宮城・亘理町)との間の27.6キロの区間で運行を見合わせている。

 JR東日本の計画では、相馬駅と駒ヶ嶺駅(福島・新地町)との間はそのままだが、駒ヶ嶺駅から新地駅を通り、浜吉田駅(宮城・亘理町)までは新たに線路を西側の内陸に移す方針。

 JR東日本は今後、線路を移すための用地の買収を進め、14年春を目標に復旧工事に着手し、17年の運行再開を目指す。