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衛星分離 H2Aロケット打ち上げ成功

2014年5月24日 14:10
衛星分離 H2Aロケット打ち上げ成功

 災害発生時に被害状況を観測する衛星「だいち2号」を載せたH2Aロケット24号機が、24日午後、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、無事、成功した。

 H2Aロケット24号機は24日午後0時5分に、種子島宇宙センターから打ち上げられた。順調に飛行を続けたロケットは約16分後に陸域観測技術衛星「だいち2号」を予定通り分離し打ち上げは無事、成功した。

 今回、打ち上げられた「だいち2号」は、東日本大震災の被災地を撮影し、被害状況の把握などに貢献した「だいち」の後継機。1号機に比べ観測範囲が広がり、夜間の観測も可能になるなど、観測能力が向上していて、防災対策などへの活用が期待されている。日本の大型ロケットとしてもH2Aロケット6号機の失敗以降、H2A、H2B合わせて22回連続の打ち上げ成功となった。(成功率96.4%)