13歳未満の女の子に性的暴行を加えたとして柔道塾塾長の32歳の男が逮捕されました。男は去年、小学生の男の子の口に無理やり、しょうゆを流し込んだなどとして逮捕されていました。

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不同意性交の疑いで7日に逮捕されたのは、千葉県市原市の柔道塾の塾長・石野勇太容疑者（32）。

被害にあったのは13歳未満の女の子。警察によると、石野容疑者は去年10月、千葉県内の施設で抵抗できない状態の女の子に対し性的暴行を加えた疑いがもたれています。

実は逮捕は、今回が初めてではない石野容疑者。事件の発覚のきっかけとなったのは、石野容疑者が去年逮捕・起訴されている別の複数の暴行事件です。

そのうちの1件では「しょうゆ」が使われていました。

2023年5月、県内の民宿で柔道塾の合宿を行っていた石野容疑者。当時10歳だった教え子の男子小学生を食堂の床に寝かせ、口に無理やりしょうゆを流し込んだといいます。

その後、男子小学生はすぐに流し台でしょうゆを吐き出したということですが、石野容疑者は暴行の疑いで逮捕されました。

警察の調べに対し、当時、容疑を一部否認し「無理やりではない。食事中の余興の罰ゲームだった」と話したということです。

ただ、警察は石野容疑者がほかの教え子にも暴行していた可能性があるとみて捜査。押収したスマートフォンを解析したところ、今回の性的暴行に関係するデータが見つかったということです。

さらに、最初に逮捕された暴行事件の約1年後には、合宿に参加していた別の教え子（当時11）に対しても、背後から右腕で首を絞めつける暴行を加えたなどとして逮捕されています。

教え子への暴行が次々に明らかになる中で発覚した、今回の性的暴行事件。石野容疑者は調べに対し「黙秘します」と話しているということです。

（1月7日放送『news zero』より）