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朝鮮総連、立ち退き回避の見通し

2015年2月4日 0:31
朝鮮総連、立ち退き回避の見通し

 朝鮮総連中央本部の所有権が香川県の不動産投資会社から山形県の会社に正式に移った。山形県の会社は、朝鮮総連と賃貸契約を結んだとみられ、朝鮮総連は引き続き建物を使用できる見通し。

 関係者によると、香川県の不動産投資会社「マルナカホールディングス」は去年、朝鮮総連本部の土地・建物を22億円あまりで落札し、朝鮮総連に立ち退きを求める方針だった。ところが、マルナカ側と親交がある元参議院議員の山内俊夫氏が仲介し、山形の不動産会社「グリーンフォーリスト」に転売する方向で交渉を進め、先月下旬に約44億円で転売され、今月に入り、所有権移転の登記手続きも完了したという。

 グリーンフォーリストは朝鮮総連と賃貸契約を結んだとみられ、朝鮮総連は立ち退きを回避できる見通しとなった。