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御嶽山噴火から5か月 スキー場で避難訓練

2015年2月27日 16:04
御嶽山噴火から5か月 スキー場で避難訓練

 御嶽山の噴火から27日でちょうど5か月。例年より2か月以上遅れて26日にオープンした長野県王滝村のスキー場では、スキー客も参加して噴火を想定した避難訓練が行われた。

 王滝村のスキー場「おんたけ2240」で行われた訓練は、午前9時50分に御嶽山で噴石を伴う噴火が起きた想定で行われた。午前10時に場内のスピーカーでサイレンと緊急放送を流し、スキー場の従業員がスキー客を近くのレストランへと避難誘導した。スキー場は先月19日に御嶽山の入山規制が4キロから3キロに緩和されて、ゲレンデ全体が規制区域から外れたため26日にオープンした。

 レストランやロッジなど12か所の施設を緊急時の避難場所として使うなど、安全対策にも力を入れている。