西日本で激しい雨が降り、記録的な大雨になっている所がある。東日本でも、２１日の明け方にかけて大雨に警戒が必要。

　低気圧や前線の影響で、鹿児島県奄美地方の徳之島では、２４時間雨量は徳之島空港で２２３ミリ、徳之島伊仙で１９９ミリの大雨となり、４月としては１位の記録を更新した。２０日午前１１時半現在、東海地方にも発達した雨雲がかかり、三重県の尾鷲では午前１１時までの１時間雨量が１７．５ミリと雨が強まってきている。これから関東甲信でも、大雨のおそれがある。

　２１日朝までに降る雨の量は、いずれも多い所で、東海で２５０ミリ、四国で２００ミリ、近畿で１８０ミリ、関東甲信、北海道、奄美、東北で１００～１５０ミリの予想。低い土地の浸水や土砂災害などに警戒が必要。