大涌谷周辺に避難指示 県道は通行止めに
群発地震が続く神奈川県の箱根山では今後、小規模な噴火が起きる恐れがあるとして気象庁は6日午前6時に火口周辺警報を発表して噴火警戒レベルを1から2に引き上げた。これを受け、地元の箱根町は大涌谷周辺に避難指示を出すとともに県道が通行止めになるなど影響が広がっている。
噴火警戒レベルの引き上げを受け、箱根町は6日午前6時過ぎ、大涌谷周辺に避難指示を出した。大涌谷周辺では4日にハイキングコースの一部が閉鎖されていたが、6日は新たに大涌谷に続く県道が約1キロにわたって通行止めになった。このほか、大涌谷を通る箱根ロープウェイが全線で運休になった。
箱根町によると警戒レベルが下がらなければ引き続きこうした対応を続けるという。