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大規模災害想定した救出・救助訓練 警視総監が視察

2024年6月13日 18:25
大規模災害想定した救出・救助訓練 警視総監が視察

大規模な災害を想定した救出・救助訓練が都内で行われ、警視総監が視察しました。

今回で50回目となる「警視庁災害警備総合訓練」は、大規模な災害が発生し、事故や家屋の倒壊などが発生したという想定で、警視庁警備部などおよそ600人が有事の際の動きを確認しました。

今年の元日に発生した能登半島地震では、地割れや崩落により、道路状況が悪化したことで発災直後に大型車両が被災地に入れなかったこともあり、訓練ではオフロードバイクを活用したり、救出に使う機材を小型車に乗せ替えて現場まで運搬したりしていました。

緒方禎己警視総監は、「救える命は確実に救うとの気概のもと、災害対応力の強化に努めてもらいたい」などと述べました。