洪水起きやすい「出水期」前に災害救助訓練 警察官約150人が参加 神奈川県警
集中豪雨や台風などによる洪水が起きやすい「出水期」を前に、神奈川県警が災害救助訓練を行いました。
8日午前、神奈川県厚木市で行われた訓練は、集中豪雨や台風などで風水害が発生したことを想定し、災害現場で救助活動にあたる可能性のある警察官およそ150人が参加しました。
訓練では、自身の身の安全を確保しながら、助けを求める人を救助する練習が行われ、参加した警察官は倒壊した建物に下半身が挟まれた人に声かけをしながら、装置を使って安全に救出する方法を確認したほか、水陸両用車の運転訓練なども行われました。
神奈川県警では、こうした訓練を年に1度行っていて、「引き続き情報収集能力の向上や反復訓練の実施など災害対処能力の向上に努めたい」としています。