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舛添都知事“エンブレム”紙袋を使用中止に

2015年9月4日 18:48
舛添都知事“エンブレム”紙袋を使用中止に

 佐野研二郎氏デザインの東京オリンピックのエンブレムがついた紙袋などを「もったいない」として使い続ける考えを示していた東京都の舛添知事が4日、一転、使用を中止することにした。

 舛添知事はエンブレムが白紙撤回になった翌2日、東京都に納品済みの紙袋や名刺について、「もったいないので、使える物は最後まで使い切る」としていた。

 しかし、その後、組織委員会と協議し、エンブレムに関する国際オリンピック委員会(=IOC)とベルギーの劇場の訴訟に影響を与える可能性があることや、スポンサー企業も順次使用を中止していることなどから、4日の会見で一転して都も使用を中止すると発表した。

 この問題では、発注済みのグッズの費用など最大1億円以上が無駄になる恐れがあり、舛添知事は「無駄な負担を圧縮したい」と述べていた。

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