金沢で初氷観測 兼六園で梅など咲き始める
石川県は、放射冷却の影響で各地でこの冬一番の冷え込みとなり、金沢市では初氷を観測した。こうした中、兼六園では、早咲きの梅などが咲き始め、観光客らを楽しませている。
地表の熱が奪われる放射冷却現象で、石川県内では気温が下がり、県内5つの観測地点では、この冬一番の冷え込みとなった。
また、金沢では初氷を観測した。平年より11日遅く、去年より10日遅い観測となっている。
こうした中、兼六園の梅林では、鮮やかなピンクの八重寒紅や中国原産で可憐(かれん)な黄色い花をつけるソシンロウバイが咲き始めていて、多くの観光客らがこの季節ならではの風景を楽しんでいた。来年1月から2月にかけて見ごろを迎えるという。