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沖縄本島で「雪」 観測史上初めて

2016年1月25日 0:52
沖縄本島で「雪」 観測史上初めて

 数十年に一度クラスの非常に強い寒気の影響で、九州では平野部で記録的な大雪となった。沖縄本島では、観測史上初めて雪が観測された。

 鹿児島・奄美市では24日午後1時13分頃からみぞれが降った。奄美市で雪が観測されたのは1901年以来115年ぶり。また、鹿児島市内でも14センチの積雪となり、路面電車が運休するなど交通機関に乱れがでた。

 気象庁の観測によると、日本の上空には、数十年に一度クラスの非常に強い寒気が入り、西日本や北陸などで雪が降り続き、九州では平野部で記録的な大雪となった。長崎市では午後5時に17センチの積雪を観測し、110年前に統計を取り始めてから最も多い積雪となっている。

 長崎市の人「犬は喜ぶ。『庭駆け回り』と言うが、庭の中で駆け回ります」

 沖縄では名護市で午後10時半頃から15分間、みぞれが観測された。みぞれは観測上は「雪」と扱うため、沖縄本島で観測史上初めて雪が観測されたことになる。