常陸宮ご夫妻が児童らの発明展に
常陸宮ご夫妻が23日午前、「全日本学生児童発明くふう展」をご覧になった。
この展覧会は小学生から高校生までの児童・生徒による独創的で実用的な発明を集めたもので、常陸宮ご夫妻は子どもたちから説明を受け熱心に耳を傾けられた。
今年は、大きさの異なる二つの円盤に軸を通して転がすことで小さな円から半径10メートルもの巨大な円までコンパスのように簡単に描ける装置「無針弧ンパス」が最優秀に選ばれた。発明した都内の小学2年生・道脇愛羽さんが常陸宮さまから恩賜記念賞が贈られた。
表彰式で常陸宮さまは「皆さんの創意あふれた作品に触れとてもうれしく思います」と入賞者の栄誉をたたえられ、代表として道脇さんは「将来は世の中のためになる発明や発見をしたい」と抱負を述べていた。