二次災害防ぐ工事開始も…激しい雨のおそれ

熊本地震から3週間。土砂崩れで崩落した南阿蘇村の阿蘇大橋周辺では二次災害を防ぐための工事が始まった。一方で、被災地では6日、激しい雨が降るおそれがあり土砂災害への警戒が必要。
5日、阿蘇大橋がかかっていた南阿蘇村の河陽地区で工事が始まった。山の斜面には約10万立方メートルの土砂が積もっているほか、複数の亀裂も見つかり二次災害のおそれがある。工事では、高さ約200メートルの位置に、崩れた土砂を受け止めるための土の壁を作る計画。
熊本県内では6日昼前から夕方にかけ1時間に30ミリの激しい雨が降るおそれがあり、気象台では、土砂災害に注意するよう呼びかけている。