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熊本、大分で大雨も 土砂災害などに警戒を

2016年4月21日 12:26
熊本、大分で大雨も 土砂災害などに警戒を

 熊本県や大分県では21日、昼過ぎにかけて、激しい雨のおそれがある。地盤のゆるんでいる地域では、土砂災害などに、よりいっそうの警戒が必要。

 九州では、21日未明から雨が降り出し、朝から雨脚が強まってきている。九州北部の熊本や大分にも、活発な雨雲が流れ込んでおり、激しい雨とともに、雷の鳴っている所もあるようだ。

 九州北部の雨は、午後3時頃にかけてピークとなり、1時間の最大雨量は多い所で、熊本県で70ミリ、大分県で40ミリと、予想されている。地震発生後、一番の大雨となる所もある見込み。

 また雨のほか、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要。さらに風も強まり、最大瞬間風速は、熊本で35メートル、大分で30メートルが予想されている。

 地震により揺れの大きかった地域では、土砂災害や暴風などに対して、よりいっそうの警戒が必要。