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風呂釜など“経年劣化”事故に注意呼びかけ

2016年10月27日 15:39
風呂釜など“経年劣化”事故に注意呼びかけ

 風呂釜や給湯器など自分で点検するのが難しい製品で、経年劣化による事故が増えているとして、NITE(=製品評価技術基盤機構)が点検を呼びかけている。

 NITEが行った再現実験映像には、ガス瞬間湯沸かし器を長期間使用してついたすすによってガスがたまり、火が出る様子が映っている。

 NITEによると、風呂釜や石油給湯器、湯沸かし器などの「特定保守製品」による事故は、昨年度までの5年間で834件あった。そのうち65%が10年以上使用した製品で起き、6人が死亡したという。

 点検を受けていれば防げた事故が多いとみられ、NITEは、「特定保守製品」を購入した時には所有者情報を登録し、点検のお知らせが届いたら事業者に点検してもらうよう呼びかけている。