築地の活気受け継ぐ「築地魚河岸」オープン
築地市場の活気と賑(にぎ)わいを受け継ぐ商業施設「築地魚河岸」が19日、豊洲への移転に先立ちオープンした。
東京・中央区が築地場外市場に造った「築地魚河岸」は、水産や青果の仲卸など55の業者が出店して、マグロなどの魚介類を中心にプロの料理人や一般客に販売する施設。
本来は豊洲移転後も築地の賑わいを保つ目的で建てられたが、18日、小池知事が豊洲移転は「早くて1年後」との見通しを示したことで、業者からは複雑な思いも聞かれた。
仲卸業者「食の安心安全が担保されない限り(豊洲に)行くべきではないと思います」「続けていけば、お客さんはつくと僕は思っているので」
「築地魚河岸」は午前5時から午後3時まで営業し、一般客の利用は午前9時から。休日は原則的に日曜・祝日および水曜となっている。