豊洲市場の地下写真 民進党都議団が公開
築地市場の移転先の豊洲市場で土壌汚染対策の「盛り土」が行われていなかった問題で、民進党都議団が初めて、「青果棟」の地下を視察し、写真を公開した。
民進党都議団は13日、石が敷き詰められた地面に3センチほどの水が一面にたまっている「青果棟」の地下の写真を撮影した。水の色は透明で臭いは特にしなかったという。
一方、民進党都議団は「水産卸売場棟」の地下にも入り、写真を撮影した。1センチほどの水が一部、水たまりのようにたまっていて、色は青果棟の水よりも濁っていたが、こちらも特に臭いはなかったという。
民進党都議団・石川良一議員「全体として水浸しという感触だった。青果棟は、雨がたくさん降ったので、建物と地盤との間の遮水壁の間から水が入ってきたのではないかと説明があった」
たまっている水について、石川議員は東京都から「(市場が稼働して)最終的な排水機能が働けば全部浄化して排水できる」と説明を受けたという。