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有効求人倍率1.48倍 43年ぶり高水準

2017年5月30日 10:49
有効求人倍率1.48倍 43年ぶり高水準

 4月の有効求人倍率は1.48倍と約43年ぶりの高い水準となった。

 厚生労働省によると、仕事を求めている人1人に何人の求人があるか示す4月の有効求人倍率は1.48倍で43年2か月ぶりの高い水準となった。産業別では、運輸業や製造業、建設業などで新規の求人が引き続き増加しているという。厚生労働省は緩やかな景気の改善に伴い、雇用情勢は着実に改善が進んでいると分析している。

 一方、総務省統計局が30日朝、発表した4月の完全失業率は前の月と変わらず2.8%だった。ほぼ23年ぶりの低い水準が3か月続いたことになる。