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原子力研究施設 放射性物質が作業員に付着

2017年6月6日 18:59
原子力研究施設 放射性物質が作業員に付着

 6日午前、茨城県大洗町にある核燃料の研究施設でウランなどの核燃料の粉末が容器から漏れて作業員に付着した。現在、作業員が被ばくしていないか調べている。

 JAEA(=日本原子力研究開発機構)によると、6日午前11時すぎ、茨城県の大洗研究開発センターにある核燃料の研究施設で核燃料の粉末が金属製の容器から漏れて室内に飛散し、現場にいた5人の作業員の衣服などに付着した。

 このうち3人の鼻の穴からは24ベクレルと人体に影響のないレベルの微量の放射性物質が検出されたという。現在、作業員が被ばくしていないか調べている。

 また環境への影響はないという。